HOME » 水素水での改善効果が期待できる症状 » 糖尿病
 
7

糖尿病

糖尿病を引き起こす高血糖とは?

そもそも高血糖は、血液中の糖濃度が高い状態をいいます。食事をすると誰でも血糖値は上がりやがてエネルギーとして使われ減少していきます。しかし糖尿病の人は血糖値が正常値まで下がらず高いままになってしまうのです。これはすい臓から分泌されるインシュリンが正常に働かないことが原因とされます。

血糖値が高くなると、尿の量が増え喉が渇いたり水を飲みたくなります。初めのうちは体重が減り、疲れやすいと感じるようになります。進行するにつれて視力が低下したり手足の痺れや痛み、歩行困難や便秘・下痢、立ちくらみといった症状が表れます。合併症も深刻で悪化すると失明や指など末梢部分の壊死が起こる恐ろしい病気です。

糖尿病は自覚症状ほとんどないので、早期発見が難しいので気が付けば悪化していたというケースもある病気だそう。ですから定期的に検査を受けるなど、日ごろから自分の体調管理や生活習慣の管理をすることがとても大切。健康診断で注意を受けたらこまめに検査をうけたり生活習慣の見直しをしなくちゃいけませんよ!

 

糖尿病の原因とは?

糖尿病はインシュリンの機能低下が原因

糖尿病は、血糖値が一定の範囲を超えて高くなり、尿に糖が出る病気です。血糖値とは血液中のぶどう糖濃度の濃さのこと。食事をとると誰でもぶどう糖が血液の中に入り血糖値は上がりますが、やがて筋肉や脂肪に送られエネルギーとして使われ減少していきます。しかし糖尿病の人は血糖値が正常値まで下がらず高いままになり、尿に糖が出るようになります。これはインシュリンという血糖値をコントロールするホルモンが正常に働かないことが原因とされます。

糖尿病にはインシュリンが不足するためにおこる1型とインシュリンの分泌量の減少や働きが低下する2型の2つのタイプがあります。1型は生活習慣や肥満とはあまり関係がなく、自己免疫やウイルス感染などが原因とされています。インシュリンをほとんど分泌しないため、糖尿病になってしまうのです。現在糖尿病の95%を占めているとされるのがインシュリンの機能が低下する2型です。中高年になってから発症する場合が多く、高タンパク、高脂肪などの暴飲暴食、食生活の変化や運動不足、ストレスの増加、飲酒などの生活習慣の乱れが主な原因と考えられます。メタボリックシンドロームと関係が深いのもこの糖尿病です。

血糖値が高くなると、尿の量や回数が増え、喉がよく渇くようになります。初めのうちは体重が減り、疲れやすいと感じるようになり、視力の低下や手足のしびれ、立ちくらみ、ひどい便秘や下痢などの合併症が起こります。さらに悪化すると失明や指先が腐る壊死、糖尿病による血管の障害により、脳卒中や心筋梗塞を引き起こしたりする可能性もあるおそろしい病気です。

糖尿病を治療・改善するには?

治療方法

糖尿病は、現代の医学では完治できない病気です。ただし適切な治療を行って血糖値をコントロールすれば、ふつうの生活を送ることができます。治療は食事療法、運動療法、薬物療法が主なものになります。

  • 薬物療法

    糖尿病の治療薬は血糖値を下げる薬が用いられます。飲み薬はインシュリンを効きやすくする薬、インシュリンの分泌を増やす薬、糖の吸収や排せつを調節する薬の3種類に分けられます。

  • インシュリン注射

    インシュリン注射が行なわれる場合もあります。これはインシュリン不足を補うもので、体内でインシュリンをほとんどつくることができない1型糖尿病の人には欠かせないものです。2型糖尿病の人も飲み薬で血糖値をコントロールできない場合などに使用します。作用時間の違いなどで何種類かあり、患者の病状や生活に応じて医師が選択します。なお、薬物による治療の場合、血糖値の下がりすぎには注意が必要です。

  • 漢方薬

    比較的軽症で食事療法や運動療法を徹底するのが難しい人は漢方を使用する方法もあります。漢方には血糖降下薬としては十分ではありませんが、血糖値の上昇や糖尿病の症状に伴う倦怠感や多尿などの症状に対応します。代表的なのが八味地黄丸。腹力が下腹部の方が弱いという人に適しており、ひえや痺れ、疲れ、頻尿などに効きます。

  • ツボ刺激

    このほかにもツボ刺激で症状を和らげる方法もあります。ツボ刺激は糖尿病初期の様々な症状を改善し、すい臓の機能を高める効果があります。糖尿病によくみられる疲労感、だるさなども抑えてくれます。とくに大事なツボは左右乳首の真ん中にある?中と背中の脾兪。?中は指圧、脾兪は指圧の後、ニンニク灸かショウガ灸を行うと効果的です。

改善方法

糖尿病の改善に欠かせないのが食事療法です。そもそも高血糖は食べ物や飲み物から吸収したぶどう糖をエネルギーとして使わず、血液中に蓄積するため起こります。食べ過ぎや飲みすぎなどを控え、血糖値が高くなりにくい体質に改善する必要があります。食事療法は摂取するエネルギーを減らし、栄養のバランスをとることが大切です。

日本糖尿病学会の糖尿病診療ガイドラインなどによると、1日に必要なエネルギー量は「標準体重(kg)」×「1日の身体活動量(kcal)」で求められます。標準体重は身長(m)×身長(m)×22という計算。身体活動量はデスクワークなど軽い労作25~30、立ち仕事などの普通の労作30~35、力仕事などの重労働は35以上(単位はkcal)とされます。こうして1日に必要とする食事のエネルギー量を導き出します。医師とも相談しながら栄養配分を考えて食事をとりましょう。

  • 栄養バランスよく適正な量の食事

    食品の栄養にはたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどがあり、これらの栄養を過不足なくバランスよくとる食事が大事です。食物繊維はもちろん、きのこ、海藻などを積極的に取り入れましょう。

  • 1日3食規則正しい時間にとる

    一度に多い量の食事をとると、血糖値が急に上がり、食事を抜くと低血糖になる可能性があります。1日3回規則正しく食べましょう。またゆっくりかんで食べることも大切です。

  • 薄味を心がける

    塩分や糖分を控えめにしたうす味を基本にしましょう。とくに食塩は高血圧のリスクを高めます。1日の適切な食事量を守り、必要なカロリーや栄養素を管理した規則正しい食生活をおくることで、ふつうの生活をおくることができます。

  • 運動して肥満を改善

    食事療法と合わせて運動療法も行ないます。運動はぶどう糖をエネルギーとして消費するので、血糖値の上昇を抑えられます。肥満の人はインシュリンの働きが悪くなりがちのため、適正な運動をして体重をコントロールしましょう。運動のポイントとしては、激しい運動ではなく自分に合った運動を規則正しく根気よく続けるのが理想です。

体操や腕立て伏せなどの静的なものとウォーキング、縄跳びなどの動的なものを組み合わせると効果が高く、食事1時間後ぐらいの血糖値が上がる時間に行うのが良いとされています。時間帯や内容など医師と相談しながら行いましょう。

水素水と糖尿病の関係性

活性酸素を中和することでインシュリン分泌機能を正常化

2型糖尿病はインシュリンの分泌量が減少、または機能が低下して血糖値がコントロールできなくなるのが原因ですが、インシュリンはすい臓のβ細胞で作られます。このβ細胞は生活習慣病などで蓄積した活性酸素のダメージを受けやすいとされています。そのため活性酸素が増加すると、β細胞の機能が低下し、インシュリンの分泌が少なくなってしまうのです。

細胞の内部にあるミトコンドリアも、活性酸素により酸化すると機能に障害が発生し、細胞内にエネルギーとするための糖を取り込む機能が低下してしまいます。そのため血液中に糖が残りやすくなり、高血糖になってしまいます。そこで活性酸素の働きを抑えて無毒化する水素水を体内に取り込むと、β細胞やミトコンドリアの働きを正常化させることができます。その結果、インシュリンが適切に分泌され、細胞は血液中からきちんと糖をエネルギー源に変えていくことができ、血糖値が下がるというわけです。

研究成果

1インシュリン抵抗性についての水素水の効能

2型タイプについては、インシュリン抵抗性についての水素水の効能研究が行われています。2008年に京都府立医科大学他のグループで、インシュリン抵抗性のある2型糖尿病の患者を対象に、水素水を飲むグループと純水を飲むグループに分け、8週間飲用してもらう実験が行なわれました。

前後の酸化ストレス、インシュリンの抵抗性、糖代謝の変化を調べたところ、水素水を飲んだグループはLDLコレストロールと酸化ストレスが減少し、インシュリンの働きを良くするとされるアディポネクチン値や活性酸素を分解する抗酸化酵素の量が上昇していました。さらに一部の患者はインシュリンの放出が改善したと報告がなされました。

執筆者 梶山静夫他(梶山内科クリニック、京都府立医大、他)
公開年 2008年
論文名 Supplementation of hydrogen-rich water improves lipid and glucose metabolism in patients with type 2 diabetes or impaired glucose tolerance

2血糖値を下げる効果

1型糖尿病は生活習慣病とは無関係ですが、マウスによる動物実験が行われました。水素水を飲むことで糖尿病の発症が低下し、別の実験ではブドウ糖の取り込みを促し、血糖値を下げる効果が報告されています。

執筆者 Li Y, Hamasaki T, Nakamichi N, Kashiwagi T, Komatsu T, Ye J, Teruya K, Abe M, Yan H, Kinjo T, Kabayama S, Kawamura M, Shirahata S.
公開年 2011年
論文名 Suppressive effects of electrolyzed reduced water on alloxan-induced apoptosis and type 1 diabetes mellitus. Cytotechnology
結論
血糖値が下がることが期待できる!…かも

現状では基本的に医師によるインシュリンの投与でコントロールしていくしか治療法はありません。しかし、糖尿病に関する水素水の効能研究では、1型糖尿病の発症を予防、1型、2型の糖尿病を改善するという報告がなされています。1型糖尿病についてはあくまでもマウスの実験ですが、1型糖尿病の患者も水素水を飲むと血糖値が下がることが期待できます。

2型糖尿病の患者は酸化ストレスを下げるとともに、インシュリンの分泌量を増やして血糖値が改善したことが認められています。 いまではこれらの研究報告を受けて医療現場で水素水を勧めているところもあるようです。さらに動脈硬化に効果があることが医学的にも証明されるなど、糖尿病の合併症にも効果があるそうです。「水素水を飲むと糖尿病が治ります」と断定できるわけではありませんが、水素水を飲み続けることで改善のサポートになることは充分考えられそうです。

メタボリックシンドロームなどで糖尿病が心配な人も飲み続けることで血糖値が正常化できたら助かるはず。水素水は持続的に飲むことで効果が出るとされています。今後の研究の発展に期待したいところです。

4つのタイプでどれが1番?水素水の取り入れ方を比較