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認知症

認知症の基礎知識

認知症は、何らかの原因によって脳細胞が死んでしまったりうまく働かなくなることで障害が起こった状態をいいます。認知症は主に3つのタイプに分類されていて『アルツハイマー型認知症』『脳血管性認知症』『レビー小体型認知症』があります。最も多いのがアルツハイマー型認知症で次が脳血管性認知症と続きます。物忘れに始まり酷くなると徘徊などさまざまな症状が表れて、社会問題化しているともいわれています。

老化が原因ともいわれますけど、認知症の問題はもっと奥が深いような気がしてなりません。家族が介護をするにあたってもその苦労はとても大きく負担は激増していますね。認知症を何とか少しでも改善できてみんなが笑顔でいられる社会になってほしいと常日頃思っている私です。

 

認知症の原因

認知症は、脳の神経細胞が死んだり破壊されたりすることで脳の機能がうまく働かなくなる状態を言います。とくに記憶や思考に障害が見られ、進行すると徘徊や妄想などの異常行動がみられたり、歩行困難に陥ったりします。日常生活や社会生活に支障をきたし、寝たきりになることも少なくありません。

厚生労働省の調査では、65歳以上の高齢者の中で認知症を発症している人が推計で15%程度、460万人以上いるとされています。軽度の認知障害の人も含めると65才以上の4人に1人という高い割合となっています。

認知症の3つのタイプ
  • アルツハイマー型認知症

    脳にアミロイドベータというたんぱく質がたまり、そのせいで脳の神経細胞が失われて認知機能が衰えていくと考えられています。また脳萎縮も起こるため身体機能も衰えていきます。症状としては認知機能の障害と行動、精神異常などが表われます。具体的には記憶障害、判断能力といった機能が低下し、徘徊、妄想といった行動が見られます。やがて話も通じなくなり、寝たきりになることもあります。

  • 脳血管性認知症

    脳出血など脳の血管障害を原因として発症する認知症です。脳の血管がつまって徐々に機能が低下していくため、全体的な記憶障害ではなく、一部の記憶が残されているまだら認知といわれる状態が特徴です。

  • レビー小体型認知症

    レビー小体というたんぱく質が脳にたまり、脳が萎縮して起こる認知症。初期の段階では物忘れよりも幻想や妄想などの症状が見られます。

認知症の改善方法

1薬物療法

認知症の治療は薬物療法とリハビリテーション(以下リハビリ)の組み合わせが基本になります。現在の段階ではアルツハイマーの原因となるアミロイドベータが増える理由は分かっておらず、認知症を完治する薬はありません。できるだけ症状の進行を遅らせる薬を用いる対処療法になります。

アルツハイマーで使われる薬は主に2種類あります。塩酸ドネペジルなどの抗コリンエステラーゼ阻害薬とNMDA受容体拮抗薬です。アルツハイマーは脳の神経伝達物質のひとつアセチルコリンが減少し記憶障害が起こります。抗コリンエステラーゼ阻害薬はアセチルコリンを分解する酵素の働きを抑えて、アセチルコリンの濃度を高めます。なお、この薬はレビー小体型認知症にも効果があると言われています。また、アルツハイマーでは脳の神経伝達物質のグルタミン酸が過剰になり、記憶のシグナルが妨害されるという考えもあります。そのためグルタミン酸の受け手となるNMDA受容体の阻害薬を用いてグルタミン酸の過剰な放出を抑える方法をとることもあります。

2リハビリテーション

認知症を発症して一度脳の神経細胞が壊れると、その細胞は元には戻らず、その細胞が行っていた機能を回復することはできません。そこで残った機能を保ちつつ進行を遅らせ、日常生活を困難にしている症状を少しでも和らげていくためのリハビリ療法を行います。残っている神経細胞の機能を維持向上するほか、徘徊、幻覚といった周辺の症状の改善に努めます。

  • 音楽療法

    音楽によるリラックス効果を目的とした音楽療法。これは音楽を聴く一方で、歌ったり自ら楽器を演奏したりする方法もあります。音楽に接することで脳の血流が増え、脳が活性化するといわれています。回想法は今のことは忘れても昔の懐かしいことは覚えているという認知症特有の症状を生かした療法。過去によく使っていたものなどを見たり手にしてもらったりすることで、当時を思い出して心の安定を図っていくものです。

  • アニマルセラピー
  • 料理
  • 掃除
  • 家事や工作

特別なことは難しくても料理や掃除といった家事など身近なこともリハビリになります。寝たきりの状態にある人はまずは座る生活を心がけます。また、散歩やストレッチなどの軽い運動を行うことも大切です。夜によく眠ることができるようになり、徘徊や抑うつなどに改善にもつながります。これらのリハビリでは無理強いをせず、本人のやりたいこと、できることを優先しましょう。心の安定を図ることが精神的に落ち着かせることにつながります。これらのリハビリに加え、規則正しい生活をおくる、環境を急激に変えないといった環境の整備も重要です。

認知症は完治することができず、失った機能も取り戻せないため、早めの診断、早期対応が大切です。初期の段階では単なる加齢による物忘れに見えるかもしれませんが、うつ、被害妄想、話が通じない、迷子になる、お金の計算ができないなどの症状が出てきたときには医療機関に相談してみましょう。

水素水と認知症の関係性

  • アルツハイマー型の一因とされる酸化ストレス

    アルツハイマーは脳にアミロイドベータというたんぱく質が蓄積して脳の神経細胞が破壊され、脳の委縮が進んで起こることは分かっています。ただしなぜアミロイドベータが蓄積されるかなど、いまだアルツハイマーのメカニズムの全容は明らかになっていません。ただしその原因の一つには活性酸素が過度に増えた酸化ストレスもあると言われています。私たちは酸素を使ってエネルギーを生成していますが、一方でたんぱく質や脂質を破壊する有害な活性酸素も生み出します。この活性酸素が増えると、血流を阻害するため血行が悪くなり、神経細胞にダメージを与えます。脳はその活動に大量の酸素を使うため、活性酸素も大量に増えて酸化ストレスになりやすい状態にあることが分かっています。

  • 脳の神経細胞を活発化

    活性酸素を排除する効果があることが実証されている水素水を取り入れれば、体内の活性酸素を取り除いて血行を促進し、脳の神経細胞の働きを活発化することが期待できます。脳の委縮が原因である認知症もその進行を遅らせ、改善につながると考えられます。また、脳疾患型の認知症も活性酸素が増えれば、血流が悪くなる動脈硬化を引き起こし、それが脳血栓、脳梗塞につながり認知症を発症するとされています。活性酸素が減少すればそれらのリスクも下がって認知症の改善につながり、また認知症でない人も予防になると考えられます。

結論
認知症の予防・改善の
可能性はあるが根拠がない!

1997年の日本医科大学の論文では、水素でマウスの脳梗塞の症状が改善した報告がされています。脳の神経細胞に入り込んだ活性酸素を水素が無毒化し、細胞のダメージを抑えた結果といわれています。また、同じく日本医科大学では酸化ストレスにより高齢になると記憶力が低下する状態にしたマウスに2年間水素水を飲ませ続ける実験を行いました。するとマウスの脳の酸化ストレスが減少し、記憶力の低下を抑制することができました。

このようにマウスを使った実験では認知症の予防、改善に効果があることが明らかになりました。活性酸素を抑えることで、細胞のダメージおよび機能低下の抑制に一定の効果があったことが分かります。ただしこれらは動物実験であり、今の段階では「水素水で確実に認知症を予防・改善できる」とは言えません。

認知症は老化が原因と言われていますが、たんぱく質や活性酸素などもっと奥が深いのかもしれません。認知症は完治する薬はありませんが、水素水を飲むことで少しでも改善につながれば嬉しいですよね。少なくとも活性酸素を除去する効果は実証されているので、それだけでも期待をもちたくなります。現在では人による臨床実験も行われています。この分野の研究に大いに期待したいところです。

4つのタイプでどれが1番?水素水の取り入れ方を比較