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(悪性腫瘍)

そもそも癌(腫瘍)ってどんなもの?

実はどんな人にも癌の遺伝子は存在していますが、必ずしも癌になるわけではありません。何らかの原因で遺伝子にダメージが加わり細胞が癌化してしまうのです。健康であれば体の免疫機能によって癌細胞は退治されますが、癌細胞が免疫機能を突破して長い年月をかけてその勢力を増していきやがて癌を発症すると言われています。癌は、発症後増殖と拡大を続け血液やリンパに乗って体のあちこちに広がっていき、正常な細胞の栄養を食い尽くしてしまうために体はどんどん衰弱していきます。癌の症状は、どの部位にできるかによって異なります。初期症状ではしこりや出血、貧血やめまい、体重の減少などが一般的に言われています。

癌はなんといっても死亡原因のトップ3常連の病気です。初期では気付かないことも多く、異常が表れたころには既に進行していたというケースもあり、死に至ることもあります。癌に効くと言われるものは多く、思わず飛びついてしまいそうですが、本当に効果のある物を見極める冷静さって大切ですね。

 

癌(悪性腫瘍)の原因と症状

癌(がん)は健康な細胞が突然「癌化」する病気

癌(悪性腫瘍)は、健康な細胞が、何かのきっかけで癌細胞へと変化してしまう病気です。癌細胞は、ものすごいスピードでどんどん増殖します。さらに、癌細胞は、1か所にとどまらず、次々と転移していくので、次第に全身へと広がっていきます。その結果、全身を癌細胞に侵され、最悪の場合、死に至るのです。

癌の進行は2段階に分かれていると考えられています。まず、化学物質やウイルスなどの発癌物質によって、細胞内の遺伝子の構造が変わります。ただし、この段階では発病しません。次に、構造が変わってしまった遺伝子に、発癌促進因子が作用することで、細胞そのものの性質が変わっていき、正常な細胞ではみられない急ピッチで増殖したり、ほかの場所に転移する癌細胞になると考えられています。そのため、細胞内の遺伝子の構造が変わってから実際に発病するまでには10~20年ほどかかると言われています。最近では、遺伝子レベルでの研究も進んでおり、50種類ほどの癌遺伝子が発見されています。

癌の初期症状としては、しこりや出血、鼻血、めまい、体重の減少などが挙げられますが、まったく出ない場合も少なくありません。「何かおかしい」と異変に気付いた時には、かなり進行していたというケースも多いのです。また、健康だった細胞が突然癌細胞へと変わる病気ですから、誰でも発症する可能性があるとも言えます。

癌の治療方法とは?

治療方法

手術早期発見なら治癒率が高い外科療法

患部を手術によって切除する方法です。早期発見の場合、手術すれば95%以上の確率で治るとも言われています。以前は、再発を阻止するために、できるだけ広く患部を切除する方針でしたが、最近では、切除する部分を極力小さくすることで、患者さんに、なるべく負担をかけないように行うそうです。ただし、白血病は手術できません。

手術効果は高いが、副作用のある薬物療法

白血病の治療や手術後に転移した患者さんを対象にした治療法です。抗癌剤には、アルキル化剤、代謝拮抗剤、抗癌性抗生物質、植物アルカロイドなどの種類があります。効果は高く、薬物療法だけで治る場合もありますが、これらの抗癌剤は、癌細胞だけでなく健康な細胞を壊してしまう副作用があるのがデメリットです。最近では、癌細胞だけを攻撃できるようにする研究が行われています。 また、薬物療法には、副作用で白血球が減少するため大量に投与できないという弱点がありましたが、遺伝子工学技術で大量生産した白血球増加因子を投与するという対処法が考えられているそうです。

手術放射線で癌細胞を壊してしまう放射線治療

X線やγ線などの放射線を患部に照射して、癌細胞を壊してしまう治療法です。癌部分が手術できない位置にある時や手術後の再発防止などに用いられます。ネックは、放射線の照射によって癌患部周辺の健康な細胞が影響を受けてしまい、ただれを起こしたり、潰瘍ができたりすることです。最近では、癌細胞のみに照射できる陽子線や炭素粒子などによる新しい放射線療法が研究されています。

手術自身の免疫抗体反応を利用する免疫療法

外から異物が侵入してきたら、それを排除しようとする自身の免疫抗体反応を利用して、癌細胞を異物と認識させて攻撃させる治療法です。代表的なものがインターフェロンです。体内の反応を利用するため、副作用がないのが特徴ですが、実際に治療法として有効なものは少ないのが難点です。

その他複数の治療法を併用する集学的治療法

病状によっては、単独の治療法では効果が出ない場合も。そんな時、複数の治療法を併用して行うことがあります。

その他ペインクリニック

癌の進行が末期で手の施しようがない患者さんに対して、せめて痛みだけでも軽減させたいという治療法がペインクリニック(鎮痛のための治療)です。局所的な鎮痛だけでなく全身の鎮痛が行われる場合もあります。医師による管理の下で行えば、麻薬による中毒症状は起きないそうです。

癌を予防するには?

国立がん研究センターが提唱する「癌予防の12項目」を守る

2011年、がん研究振興財団から、国立がん研究センターがん予防・検診研究センターがまとめた「がんを防ぐための新12か条」が公開されました。これは、日本人を対象とした調査や、研究報告から現在、それは適切な指摘であると思われるものを集めて作成されています。

  • たばこは吸わない
  • 他人のたばこの煙をできるだけ避ける
  • お酒はほどほどに
  • バランスのとれた食生活を
  • 塩辛い食品は控えめに
  • 野菜やくだものは不足にならないように
  • 適度に運動
  • 適切な体重維持
  • ウイルスや細菌の感染予防と治療
  • 定期的ながん検診を
  • 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
  • 正しいがん情報でがんを知ることから

あなたの場合は、いかがですか?以前、国立がんセンターでは、癌予防のために「がんを防ぐための12か条」というものを作成していました。新12か条と共通した項目がある一方、タバコに関しては、自身が吸わないだけでなく受動喫煙を避けることや癌検診による早期発見と早期受診、正しい癌情報を知ることなどを新たに加えています。また、全体的に生活習慣病予防とも関連したものが多いことがポイントになります。

水素水と癌の関係性

水素水の抗酸化作用で細胞の癌化は防げる?

「がんを防ぐための新12か条」からもわかるように、偏食や過度のアルコール摂取、喫煙、運動不足といった良くない生活習慣は、癌を発症するリスクを高くするようです。こうした生活習慣を続けると、活性酸素が多くなるのはご存じのとおり。実際、癌細胞では、健康な細胞に比べて活性酸素が多いことは知られています。

つまり、活性酸素が多い状態だと癌になりやすいようだ→言い換えれば、活性酸素が少なくなれば癌発症のリスクも減るという仮説が成り立ちそうです。この仮説をもう少し深く掘り下げてみましょう。水素水には、活性酸素を効率よく排出する効果があります。それならば、水素水によって活性酸素を減らすことは、同時に、健康な細胞が癌化する可能性まで減らすと言えるのかもしれません。

癌の治療法の一つには、自分の免疫抗体反応を使った「免疫療法」というものがあります。実は、水素水には新陳代謝を促したり、高い抗酸化作用により免疫力を高める効果があると言われています。水素水を上手に利用することで、免疫力を高めることができれば、その強い免疫力を使って癌細胞を攻撃することもできるかもしれません。

研究成果

1腫瘍の増殖が抑えられた

マウスを使った動物実験では、高圧の水素ガスの中で2週間飼育させた結果、皮膚癌が小さくなったという報告があります。また、マウスの体内を調べると、活性酸素の生成が抑えられていたことがわかったそうです。別のマウスを使った動物実験では、5種類の腫瘍と白血病への水素ガスの効能を調べたところ、腫瘍の増殖が抑えられたとのことです。

執筆者 Dole, M., Wilson, F.R. and Fife, W.P.
公開年 1975年
論文名 Hyperbaric Hydrogen Therapy: A Possible Treatment for Cancer

2放射線治療の副作用を緩和

水素水を使った臨床試験も行われています。ただし、これは水素水の抗癌作用を確かめるものではなくて、放射線治療の副作用で、疲労や悪心、下痢、口の渇き、脱毛、皮膚の潰瘍、食欲減退、味覚の変化などを訴えた患者さんが、水素水を摂取することで、こうした症状が改善したかどうかを調べたものです。

実験では、49名の癌患者さんが被験者になりました。彼らを、水素水を摂取するグループとそうでないグループに分けて、放射線治療後の7~8週間実験を行いました。すると、食欲減退や味覚の変化を訴えていた患者さんの症状が劇的に緩和したそうです。もっとも、下痢や吐き気などの症状は緩和しなかったとのことで、すべての症状を改善するとまでは言えないことがわかりました。

執筆者 Citrin, D., Cotrim, A.P., Hyodo, F., Baum, B.J., Krishna, M.C. and Mitchell, J.B.
公開年 2010年
論文名 Radioprotectors and Mitiga- tors of Radiation-Induced Normal Tissue Injury. Oncologist
結論
水素水は癌予防・癌治療の頼もしいサポーター

癌に対する水素水の有効性を検証する研究は行われていますが、大規模な臨床試験を行うレベルには達していないのが現状です。けれども、先に紹介した癌患者さんに対する水素水の臨床試験では、水素水を摂取しても放射線治療の効果にはまったく影響がなかったそうです。つまり、水素水はとても安全なもので、治療の効果を妨げたりしないものだということです。

臨床試験では、副作用の症状のうち、食欲減退や味覚の変化を抑えたとの結果も出ていますし、「水素水を飲んでいれば癌にならない」「水素水を飲んでいれば癌が治る」といったことまでは期待できないものの、癌予防・癌治療の頼もしいサポーターとして上手に活用することもできると思います。

ただ、水素水は即効性があるものではないことです。続けて飲まないと、たとえ効果があったとしても、それを実感することはできませんので継続的に飲むことが大切になってきます。

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