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水素水は効果なし?本当のトコロ

活性酸素を取り除くはたらきがあるとされる水素水。しかしその効果については、「飲んでも何も変わらなかった」「そもそも科学的な根拠がない」といったギモンの声も少なからず上がっています。本当のところはどうなのでしょうか。

水素水の効果には根拠がある

水素水は、2015年末にテレビ番組で立て続けに紹介され、その効果が広く知られるようになりました。そして知名度が高まるにつれて、否定的な意見も増えていきました。

じっさいに粗悪な商品を扱うメーカーもあるため、そういった声を完全に否定することはできません。しかし水素水自体の効果には、きちんとした裏付けがあるのです。

そもそも水素水が注目を集めたのは、最先端の生物医学を追うジャーナル誌「Nature Medicine」に掲載された学術論文がきっかけです。この論文は2007年に日本医科大の太田成男教授によって発表されたもので、医学的な視点からその効果が実証されています。

論文の内容は、脳梗塞を発症したマウスに水素の気体を吸わせた結果、水素のはたらきによって脳が深刻な障害を負わずにすんだ、というもの。これにより「水素が悪玉活性酸素を無害化する」という効果が広く知られ、その事実を検証するためにさかんに研究が行われるようになりました。

当初からのペースは落ちているようですが、ここ数年も100本近くの論文がコンスタントに発表されています。

ちなみに、研究で明らかにされている水素の主な効果は、抗酸化作用・抗炎症作用・抗アポトーシス(細胞自死)作用の3つ。

酸化・炎症・アポトーシスは、人が患うたくさんの病気の引き金になります。そのため、水素によってこの根本的な原因を取り除くことができれば、さまざまな疾患を克服できるのではないかとされています。

現在行われている水素水の研究は、おもにマウスやラット、細胞を対象にしています。しかし、数は少ないながらも、ヒトを対象にした試験でも一定の効果が認められているようです。

急性心筋梗塞やパーキンソン病、急性脳こうそくなど、確認できるだけでも、名だたる大学で研究準備が進められています。まだ医学的に断言できるレベルではありませんが、しっかりとした根拠を軸に研究がすすめられていることは、間違いないといえるでしょう。

しかし水素水の効果は感じづらい

水素水の効果は確かなものがありそうですが、じっさい飲んでいる人の口コミを見てみると、あまり変化が見られなった、というものも見受けられます。

飲んでいる水素水の質にもよりますが、そもそも水素水の主な効果とされる抗酸化作用は、なかなか実感できる形では現れてきません。

抗酸化作用とは、身体の中の活性酸素を取り除くというはたらきです。活性酸素は、どこかに偏って存在するわけではなく、身体全体に散っています。全身の細胞に少しずつ負担をかけて、健康を蝕んでいくわけです。

そのため、どこかの活性酸素を少し除去したからといって、劇的に何か変化がある、ということにはなりません。

水素水の効果を実感するためには、数カ月単位の長い期間、飲み続ける必要があります。具体的にどのくらい、と断言はできませんが、全身の細胞が入れ替わるくらい続けなければ、自覚できる効果は得られないでしょう。

水素水の効果は、少しずつ現れてきます。最初はそれとは気づかないかもしれませんが、飲み続けていくことで、いずれはその恩恵を受けられるはずです。